【教育分野】 日本NG0支援無償協力 「クリコロ県及びシカソ県教育・自立支援事業」
事業の成果

オロンコロバソコロ研修会場 ジャラコロ研修会場
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3.識字教師育成研修会
以前(1994年〜2000年)この地域でカラが活動をしていた時期よりも識字教師が減ってしまい、識字教室が閉鎖されている村が多くなったので新規に識字教師を育成し識字教育を継続する為に、また、お間までに研修を受けて教師になった既存の識字教師の技術向上のための再教育としても研修会を行った。
近年は識字学習熱が高まり、カラはこの地域の識字学習の総括団体として、マリ共和国識字教育振興庁(ディナフィラ)から指名を受けている。識字教師の減少の一番の原因は、文字を書けるようになった青年は出稼ぎのために村を出て行ってしまうことである。少女たちもマリ国内に出稼ぎに行き結婚してしまい、一時的ではあるが識字学習から遠ざかってしまうので、教師が減少する。
この状況を解消し識字学習を継続する為に、村を出て行く状況にない人を新たに教師として育成することにした。男性教師で熟練した壮年層の教師は常に村にいるので問題ないが、これでは教師数が不足であるため、村を出て行かない人、つまり既婚の女性を教師として育て上げるように計画した。
しかし、通常の村では文字を知らない女性が大多数であるが、このような状況でも村から選ばれた2人の女性と先述の熟練教師の男性、又は新たに教師となるような男性2人を研修会へ参加するようにした。そしてどの程度の実力かを試みた。女性は全くの初心者が8割を占めている為に試験自体を遠慮した人が多かった。男性で過去に識字教育を受けた経験のある人もいたので、極端に力の差があった。女性を教師として育て上げるには年月がかかるが将来を考え初歩から指導するようにした。過去にモバ村で全く文字を知らない女性2人に指導して教師に育成したが3年間が必要であった。現在彼女たちは村で教師として女性たちに連日指導している。
今回の研修会の経験を踏まえて、次回の研修会は、初心者と熟練者を完全に分けて教育することとした。
研修期間;2007年2月10日〜3月 2日
出席村・出席者数;50ケ村 182名(女性84名 男性98名)
クーラ郡57ケ村へ広報して参加を募った結果7ケ村が欠席、50ケ村が研修会へ参加
した。適任者がいない村もあった。50ケ村を6ケ所(6教室;バブグ教室、ブグニサバ
教室、セリブグ教室、ドウンバソコロ教室、オロンコトバソコロ教室、ジャラコロ教室)に
分けて研修会を開催した。
指導教師;6人 (指導教師は、過去にカラの識字学習で学び、ディナフィラの識字教師認定を
受けた人たちで、この地域の指導者たちである)。
指導内容;地域がバンバラ族の人たちの為にバンバラ語を学ぶ。
バンバラ語のアルファベットの書き方と読み方の学習、文章作り(作文)、文法。
算数(足し算、引き算、掛け算、割り算で3桁まで)
特に初心者には、アフファベットのみ読み方を繰り返し練習させた。
住民の反響:
識字熱が高くなり、久々の研修会だったので参加者は連日熱心に研修を受けていた。
研修の開催は参加者の希望で8時から正午までとした。初心者からは、熟練者との合同の研修は非常に厳しかったので、次回はカテゴリーを分けて指導して欲しい旨の希望があった。又、参加者は今後も継続した研修会を望み次回は、各自昼食のトウジンヒエを持参するので午後まで指導をしてくれるように、との希望が聞かれ、研修会を1年に1回必ず開催してくれるようにと要請された。
今後の識字学習継続への土台造りになったと思う。次年度からは、2つのカテゴリーに分けて行う予定である。この教師育成研修会後は、各村の識字教室へ通う女性数が3倍になったと報告された。ある村では識字生徒数57人が全て女性だけという村もある。
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ドゥンバソコロ研修会場、写真左は教師 ドゥンバ研修会場前で、受講生と村上

シラブレ研修会場 バブグ研修会場
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