【教育分野】 日本NG0支援無償協力 「クリコロ県及びシカソ県教育・自立支援事業」
事業の成果
2.マディナ小学校修復事業 及び マディナ中学校増築事業
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小学校の旧教室の床部分、窓も無くなっている マディナ小学校の改築後

増築されたマディナ中学校 教室全景 |
1960年建設のマディナ小学校の改修、及び同中学校増築(4教室)は9月に完成しついで落成式も行い、既にバブグ小学校同様に使用されている。小学校は建設が古く、過去に補強はしたが土台の一部が腐り沈下もあり危険であったが、今回の事業で補強工事を行い、また手狭であった教官室の改修、通路部分、天井面、壁面、教室床の多くの箇所の修理と、老朽し破損した机の製作を行い正常な状況で授業を行うことが出来るようになり、コミュン代表のモハメドジャワラ氏初め、地域住民は非常に感謝している。
マディナ中学校は約10年前日本草の根無償支援事業として建設され、その後には非常に生徒数が増えたために今回4教室が増設された。
中学校が開設される前までは、両親は27km離れたブグニ町の中学校へ子供を通学させるために、下宿や親戚の家を頼っていた為に授業料以外にかなりの出費がかさんで、それが家庭内ではかなりの負担になっていた。しかし、バブグ村に中学校を建設して後は、それも解消され、更に多くの生徒が近郊の村から集り学ぶようになった。マリ共和国の教育制度は、9年生卒業までが義務教育であり、小学校卒業後には中学校への進学試験を行い、これに合格すれば中学へ進級出来るが、2年(2回)試験に落第すると中学へは進学不可能となる。このような厳しい制度でも、進学する生徒が増えたことは、生徒、子供自身が教育がないと社会で就職が不可能であることを知り、その為に学校で勉強して大人になることを希望している。これは中学生に質問すると帰ってくる答えである。また、家庭内においても、両親の教育に対する意識と、通学させることが出来るだけの余裕が出てきたと言える。
これらは、今回の教室増設でも容易に理解出来る。
前述のバブグ村と異なり、このマディナ村からは外国へ留学する青年もいるくらい意識の高い村であるが、中学校の建設は遅れていた。この教室増設を機に更に高等学校へ進学する人も増えると考える。また、コミュンの代議員にはマディナ村出身の女性もいて活発に活動している。
住民の反響:
マディナ村周辺は中学校は非常に少なく。10km慣れた村に1校あるだけであり、周辺、特にマディナ村より奥地には村が非常に多く、そこからの子供たちも通学出来るようになり住民から非常に感謝された。小・中学校の管理はコミュンのみならず、マディナ村民中心の自主発展団体のコマカン協会が生徒たちの教育と学校(教室)管理を徹底的に行っているので、今後、何ら問題はないと思われる。
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■ マディナ小学校の改築工事(風景)
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旧教室天井 天井を貼る
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旧教室 改築後と補給した机
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朽ちた 土台部分(写真右) 改築後
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■ マディナ中学校の増築工事(風景)

教室 教室後方

廊下兼バルコニー 教室天井

教室内部と教師用 机生徒用机
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