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              機関紙 「からばす」18号から

巻頭言(北斗七星の示す道)    現地活動報告  (1)  (2)  (3)  (4)     ジャワラのバマコ通信
 M.ジャワラのバマコ通信  

  日本のカラ会員の皆さまお元気ですか?
こちらはラマダーンの真最中です。事実、何も食べないで仕事をするのは、かなりきつくなりました。と言うのは9月も下旬になってヤット雨の降る間隔が長くなり、雨量も減ってきましたが、その分日中の暑さが増してきましたので、断食をしている者にとっては、つらい毎日です。しかし、この9月には、私にとって、とても嬉しいことがありました。それは友人の勝俣誠氏がマリのカラの現地を訪問して下さり、私も同伴してコニナ村へ宿泊しました。

これは、16年前に代表の村上が単独で活動していたマディナ村を、高瀬氏と松島氏と共に訪れて下さった時依頼です。毎日親しく話ができたことや、私が代表を務める地域の診療所の[ASAKOBAFA]への訪問、市内での買い物にも同伴しました。

 今回の会報で会員の皆さまには次のようなニュースをお知らせいたします。既にご存知のように今年の大雨の被害で、ドゴン地域、カイ地域では死者が出ました。また家を失った人も多く、居住地を離れてしまった家族もあります。そのために、秋の新学期の始まる日も遅れる見込みです。通常は9月15日が義務教育の入学日や進学ですが、10月1日に延期されました。しかし予定通りに始まらない状況です。雨のおかげで、セレンゲダムやマナンタリダムの水は満たされて、しばらくの期間は停電の心配はなくなりました。穀物の作柄は平年を下回るかも知れません。

 次に重要な北の問題です。これは独立を望むトアレグ族の反乱です。今は、マリのトアレグ族とニジェールのトアレグ族が一緒になって反乱を起こしています。サハラ砂漠に埋蔵されている石油の利権、また、随所にドラッグやタバコ、銃器の密輸市場が存在しています。ドラッグはコロンビアから多く入り、銃器はリビア、アルジェリア、ヨーロッパから入ってきます。そして、アルカイダの仲間が地雷を砂漠に埋めたために、反乱軍を鎮圧に行ったマリの軍隊が地雷の爆発に巻き込まれて、死者を出しています。このトアレグ族の反乱にATT(マリ共和国大統領 アマドゥ・トウマニ・トウレ氏の意味)は毎回、金を与えてその場しのぎの解決を試みてきました。現に今回も同様です。しかし結果はいつも繰りかえされる反乱です。いまだ解決のメドは立っていません。反乱軍は、独立国名、国歌も決めています。首都はアガデスなのだそうです。
 9月10、11日にバマコでユネスコ総会が開かれました。その折に、識字教育を実施している国は、より成果を上げるために、現在の拠出金の3%増しとすることが決議されました。

Cheike amadou TIDIANE DIAWARA

M.ジャワラとセイドゥ